これは、自分の選手時代と今の選手とを比較しての考えから生まれたのだという。
自分の経験や実績を選手に押し付けてもしょうがない。
一見、選手を怒ってしまうような人物像かと思うのだが、逆だ。
紳士、温和、笑顔、長所伸展・・・。
幾度とセリーグ制覇を成し遂げた、落合監督の秘策は、この人心掌握術にあった。
「怒ってもしょうがないじゃない」
やはり「比較」は、人のためにならないのだ。
五輪の書の【観見二眼】。
客観的な自分と主観的な自分。
この2つの眼を持つことが、指導者として、自分も、教え子も、伸ばす秘訣である。


