楽天が3連勝で4位に浮上した。一回一死一、三塁から山崎武の投ゴロの間に先制。七回に憲史の2点三塁打で加点。朝井が7回2/3を2失点で7勝目。小山は12セーブ目。西武は終盤に反撃も及ばず、3連敗で5位転落。
野村監督は上機嫌だった。6月19日以来の4位浮上。会見室に現れると「雪は~降~る♪3連勝は何度目?」と鼻歌交じりに報道陣に質問した。4月のソフトバンク、5月のオリックス3連戦に続く今季3度目の同一カード3連勝。「じゃあ、雪は降らないわな。日常茶飯事だ」。もう、弱小チームとは言わせないとばかりに、得意げな表情だ。
鼻歌が飛び出したのは球団初の5割に到達した5月30日以来のこと。監督を上機嫌にさせたヒーローは、先発朝井と憲史だ。朝井は五回まで毎回安打を浴びながらも粘り強い投球で八回途中を2失点に抑えた。昨年2勝止まりの右腕が早くも7勝目。「夢のようです。今は一戦一戦、必死にやってますから。数字は後からついてきますよ」と満面の笑みで振り返った。
野手では憲史の活躍が光った。四回。G・G・佐藤の左翼への特大飛球をフェンス際でダイビングキャッチ。七回二死一、三塁の打席では山岸の直球を右線へダメ押しの2点適時三塁打とした。西武3連戦で礒部に代わり5番で起用された憲史は「監督は打ったら使ってくれる。しっかり見てくれているから一生懸命になりますよ」。選手のやる気を引き出す指揮官の手腕が4位浮上の原動力となっている。
球団3年目にして初の対西武3連勝。試合前の西武・伊東監督の「今の楽天はうちより強いよ。ピッチャーがいいし」との言葉はお世辞ではない。ノムさんは、前カードの日本ハム戦ではヒルマン監督に「今、楽天が一番強い」と言われたという。他球団にも認められるようになった楽天。着実に成長している。
これです。
武蔵


